スキマバイトの確定申告

July 9, 2025

【コラム】タイミーの収入、確定申告は必要？知らないと損する税金の基本

スキマ時間で手軽に働けることで人気の「タイミー」。しかし、その収入について「確定申告は必要なの？」と疑問に思っていませんか？税金の基本を知って、安心して利用しましょう。

会社員やパートなど、主な給与所得がある方がタイミーを副業として利用した場合、タイミーを含めた副業の所得（収入から経費を引いた額）が年間で20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。

タイミーの報酬は多くの場合「給与所得」として支払われます。複数の副業やアルバイトをしている方は、それらの所得をすべて合計した金額で判断しましょう。

「自分がいくら稼いだか分からない」という方は、まずタイミーのアプリから「源泉徴収票」を確認してください。そこには1年間の収入額と、すでに天引きされた所得税額（源泉徴収税額）が記載されています。

確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要になることがあります。まずはご自身の収入を正確に把握することから始めてみてください。

「タイミーの収入で確定申告なんて面倒…」と感じていませんか？しかし、そのひと手間で、払いすぎていた税金があなたの元に戻ってくるかもしれません。

タイミーのような給与支払いの際には、あらかじめ所得税が天引きされていること（源泉徴収）があります。これは、年間の所得が確定する前に仮で納めている税金です。

特に、学生の方や扶養内で働いている方などで、年間のアルバイト収入合計が103万円以下の場合、本来は所得税がかからないケースがほとんどです。

もし給料から税金が天引きされているなら、確定申告をすることで、その払いすぎた分を「還付金」として受け取れる可能性が高いのです。

掛け持ちバイトで年末調整がされていない方や、年の途中でアルバイトを辞めた方も、還付の対象になることがあります。まずはタイミーのアプリで「源泉徴収票」を確認し、税金が引かれているかチェックしてみましょう。面倒なだけでなく、ご自身の「権利」として確定申告を考えてみてはいかがでしょうか。

ＳＨＡＲＥ！